チーズで内臓脂肪を減らそう!

チーズは内臓脂肪減少の救世主

 

 

ビタミンB2はダイエット中の食事としても有効ですが、特に普段、エネルギー消費の多い仕事をする人にも欠かせない栄養素です。

 

 

ビタミンB2は普通の食事からでも十分摂取することができます。もともと牛乳を分離して発見された栄養素がビタミンB2で、牛乳や乳製品などに多く含まれているわけですが、その中でもチーズは特に最適な食材となります。

 

 

ご存知の通り、チーズは脂肪が多いので肥満にはむしろ大敵と考えられがちでした。単純に考えれば脂肪が多いチーズを食べると内臓脂肪も増加するように思えるわけですが、動物実験では、チーズを食べない場合よりも、血中の脂肪(中性脂肪、コレステロール)が減少し、内臓脂肪も減少することが確認されています。

 

 

また、アディポネクチン(善玉ホルモン)は維持されることもわかっています。チーズを食べると内臓脂肪が減る理由ですが、従来は、脂肪細胞は単に脂肪を蓄えているだけと考えていたのが盲点でした。

 

 

実際には脂肪細胞は複数のホルモンを出す細胞であることが判明し、血糖値を下げ、筋肉で脂肪を効率よく燃やすホルモンができれば、糖尿病を予防し、ダイエットにも役立つ善玉ホルモンとなるのです。

 

 

脂肪細胞では、こうした作用がある善玉ホルモンとなるアディポネクチンを分泌しています。内臓脂肪が減少すると、いよいよアディポネクチンは増加していきます。チーズを食べることにより、こうした作用が作り出されるのです。

 

 

牛乳を飲むとお腹の調子が悪くなる人が結構いますが、これは乳糖が原因で、チーズなら有効成分はチーズペプチドで、乳糖も乳酸菌が減らしてくれますから、牛乳が苦手な人もチーズなら問題ありません。