チーズで内臓脂肪を減らそう!

肥満に関する基礎知識

 

 

内臓脂肪のお話に入る前に、まずは肥満全般について少し説明しておきましょう。誰もが既に周知のことですが、肥満は相当多くの人が悩んでいる現代病の中でもいわば代表的な存在となっています。

 

 

肥満状態というのは、一般的に標準体重より体重が20%以上多い場合とされていますが、最近よく使われているBMI(ボディマス指数)だけでは肥満の状態を充分に表現できているとはいえません。

 

 

それよりも実際に自分のお腹を指でつまんでみて、厚みがかなりあるようなら、その方が危険信号を発信している可能性があります。そうなったらダイエットをしなければならないわけですが、一般的には2大要素となる食事と運動を中心に行わなければなりません。

 

 

もちろん、どちらにしてもその実行は結構苦しいものです。最近よく話題になっているのが食事ダイエットですが、単なる食事でのカロリー制限を行っても、本人がもともと肥満になる体質だと、これが改善されることはなく、結局は正しいダイエットとはなりません。

 

 

当然ながらこれに加えて適度な運動をしないと、体についた脂肪は効率よく燃焼してくれません。場合によっては、本格的な筋トレなども求められることになります。

 

 

実際にスポーツマンの筋肉質の身体は、たとえ体重が重くても肥満ではありません。一般的に体脂肪率の適正値は、男性が15~19%、女性が20~25%とされていますが、筋肉質なスポーツマンは、体脂肪率も10%以下になることが多くなっています。

 

 

また、体脂肪には皮下脂肪と内臓脂肪があり、この2つはそれぞれに対策も異なってきます。